響きを作ろう

11/21練習。 先週もそうだったが、今回も初めて使う会場。会場の係員さんの対応は、先週の会場同様、とてもやさしく、親切、丁寧で気持ちの良いものだったけど、練習場のホールは・・・うーん、先週に勝るとも劣らぬ、いや先週以上に響きのないデッドなホール!

音は返ってこない、響きはない、聞こえるのは自分の下手っぴいな歌ばかりで、かくて、またM.A.さんがおっしゃるところの「ガマの油(売りのガマ)」状態ではあったが、指導のH先生の一言、「こういうところでこそ、自分で響きを作らねば、音を鳴らさねば!」で、ハッと気がついた。

「そうか、普段、比較的響きの良い場所で練習しているので、ついついそれに頼って、キチンと自分の体を使うことをサボっていた!」ということ。基本にたちかえり、フォームを正しくして、声を出すというか、声を飛ばす、響きのポイントに息を流しこまねば、音は鳴らないのだ。

自分達の弱点を再認識させられる(思い知らされる)という点では、こういう場所での練習も意味があることなのかも知れない。

練習は、カルミナ・ブラーナ22番と、ルクス・エテルナ3番の確認に続いて、クリスマス・コンサートで歌う「キャロルは流れる」をさらった。何年も歌い続けている「キャロル・・・」だけども、本当にそれぞれの曲を表現する、お客様にクリスマスの楽しさ・喜びを感じてもらうには、慣れで歌わない、一曲一曲新たに取り組む気持ちと、精神的な集中が要ると思う。

クリスマス・コンサートは、12月の第一週、聞いてくれる子供達に、「もうすぐクリスマスだ!サンタクロースが来るんだ!」という夢を抱いてもらえるコンサートにしたい、と思う。

 

 

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