子音の捌き方

今週も多忙なマエストロはお休みで服部先生のご指導でした。6月の合唱祭で歌う29番と終曲。29番は昨年のクリスマスコンサートで歌っているのですが、少々もったりとしていてすっきりテンポに乗れません。テンポ感リズム感もさることながら、子音の捌き方も大事ですね。よその言葉ではありますが、湘フィルは日本語の歌はほとんど歌わないので、子音のセンスはとっても大事。母音の音色なども気を使いたいところです。私は何度か歌った経験があるのですが、子音をきっちり正確に乗せるのはやっぱりとても難しいです。うまく入れたいのに間に合わなくてもたつく、あるいは言えてない。後で録音を聴くと、一生懸命言ってるつもりの子音はほとんど聞こえなくて、なんとも間の抜けた感じ・・・。外国人が日本語の歌を歌うと発音やイントネーションがいまいちおかしかったりすることがありますが、そういうことを割り引いて聴くのは何かもやもやします。私たちの演奏がそんなふうに聴かれるのは心外、やっぱりちゃんとした音楽として届けたいと思うと、相当こだわって練習しないといけない課題です。Herr も Herrn もみんな「 へー 」じゃあしまりがありませぬ。きびきびと子音がさばける合唱団、かっこいいじゃありませんか!がんばって練習しましょう♪

コメント