2012年10月アーカイブ

オケ合わせを含め残り4回の練習後、いよいよ初めての「すみだトリフォニーホール」
に立ちます。音響では定評の高いホールです。自分たちの演奏がどのような音の響きとして感じ取れるのか、不安ながらもちょっとワクワクした期待感があります。

「聖パウロ」はバロック的な形式の厳格さと、メンデルスゾーン自身の瑞々しさ、優美さ、誠実さ、抒情性によるロマン的な感情の暖かみが相まった作品と、チラシの裏に書かれていますが、どこまで私たちがそれを表現でき、聴きに来てくださる方々に伝えることができるのでしょうか。残りの時間で出来ること、それは今一度楽譜としっかり向き合い、楽譜から見えてくる音楽をイメージしてみること。そしてそれらがどこに表現されているのか、探し出す必要があるのではないでしょうか。

 1年と3ヶ月を費やして、この曲に取り組んできました。発音しにくいドイツ語との格闘、バラバラになってしまうアンサンブル、音程がいつも下がってしまう、なかなか顔が上げられず指揮と合わない、1回目できちっと歌えない、などなど特に合宿あたりから様々な問題が顕著になってきました。そこでリーダー会から通信を通して、何回か細かい注意点もお伝えしてきました。それらをもう一度見直して、ぜひ確認しておいて頂きたいと思います。

 以前、アルトパートに特に注意する点を取り上げたプリントをお配りしたことがありましたが、次の練習時に、お隣から注意点の箇所がきちっと表現されて聞こえて来たのです。その時はとても嬉しく思いました。一緒に表現する楽しさを感じたひと時でした。本当に表現とは、お一人お一人の曲に対する注意深さが束となり、作られていくものだと改めて感じさせられたものです。pで歌うところを一人はpで歌い、不注意にもmfで歌ってしまう人が一人でもいたとしたら、そこの表現は終わりです。
自分自身の注意深さと、まわりの声を聴く耳を持ってぜひ本番に臨みましょう。

そして松村先生の指揮をしっかり見ましょう!
みんなで素敵なハーモニーをすみだトリフォニーホールに響かせましょう!
それでは皆さん、本番までの体調管理に十分気を付けてお過ごし下さい。

                                                                                                                      (A) N.K.

湘南フィルハーモニー合唱団
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