2014年9月 7日アーカイブ

厳しい残暑も少し治まってきたようで、来週は9月になります。
そして、今期のもう一つの曲が決まりましたね!
メンデルスゾーン:詩篇第42番「谷川の流れを鹿が慕うがごとく」
(Wie der Hirsch schreit nach frischem Wasser)です。
2011年のクリスマス・コンサートで、この曲の第1曲を歌ってとても気に入り、
「いつかは全曲を歌いたい。」と思いましたが、思いがけずも今期それが実現する
ことになり、個人的にはとても喜んでいます。頑張って良い演奏をしましょう!


詩篇第42番についての基礎的情報
この曲の概略と歌詞対訳は、楽譜の販売時に、あるCDのライナー・ノートより抜粋し、 配布しましたが、もう少し基礎的な情報(知識?)を、上記ライナー・ノートやインター ネット等からピック・アップしましたので紹介します(ある意味「釈迦に説法」かとは思 いますが...)。
なお、別途、指原資料室長より、詳細な逐語訳が出されます(今月号通信に掲載)ので、 併せてご参照ください。

<詩篇>
詩篇は、旧約聖書を構成する(に含まれる)書物の一つで、全5巻、150編の、古代ユ ダヤ民族の、主として宗教詩の集成で、神を賛美するもの、神への嘆願...等々からなる。 「神の民の歌」とか「歌の中の歌」などとも言われ、多くは歌われたもので、後世の多く の作曲家の信仰心とインスピレーションを刺激し多くの名曲を生み出して きた。

<詩篇第42番>
詩篇第42番は詩篇第二巻の冒頭に置かれているが、端的には「追放された地での嘆き の歌」といわれ、何らかの理由でエルサレムを追放された(エルサレムでの神殿礼拝がで きない状況に置かれた)者(多分、祭司と思われる)の嘆き、帰還の願いが、魂の渇きと して表現されている(しかし、そのような状況下でも、彼は神を拠り頼み、希望を抱き、 神を賛美するのである)。

<メンデルスゾーンと詩篇曲>
メンデルスゾーンは自らの出自(彼はユダヤ教徒であったが後に父の意向で、キリスト 教[プロテスタント]に改宗...信仰上の理由と言うよりは、当時のヨーロッパのキリスト教 社会でメンデルスゾーン家が円滑に生きていくための選択と言われている...)に関連して、 少年時代より詩篇に強い関心を抱き、生涯に計13曲、いろいろな形式の詩篇曲を作曲し ている。
そのなかで、詩篇第115番(Op.31)、詩篇第42番(Op.42)、詩篇第95番(Op.46)、 詩篇第114番(Op.51)及び詩篇第98番(Op.91)の5曲は、管弦楽伴奏付きの大規模 なものになっている。

<詩篇第42番(Op.42)>
楽譜販売時の配布資料を参照。詩の背景は非常に深刻なものであるにも拘わらず、メン デルスゾーンの音楽は、ある意味ミスマッチとも思える程、流麗・優美・ロマンティック である。そしてシューマンはこの曲を「メンデルスゾーンのもっとも成功した宗教曲」と 称賛したそうである。


今後の予定(セカンド・スパートを!)
今期演奏会のすべての曲は決まりましたが、今期もほぼ半分(7ヵ月)過ぎました。
今後の予定を概観すると、11月からは、クリスマス・コンサートの練習が始まります
(演奏する曲等も決めねばなりませんが...)。クリスマス・コンサートが終わると、すぐ 年末・年始のお休みになり、年が改まるとあっという間に3月・合宿、4月・演奏会本番 と、時間があるようで、あまり余裕はありません。
10月半ばからは、練習時間も原則として21:30まで延長されます。リーダー会として は、パート・ヴォイストレーニングを含むパート練習の具体的予定等 も先生方と相談し て決めていきます。
ここでしっかりセカンド・スパートをかけ、練習(習熟度・出来具合)のペースを上げ ていきましょう!同時に、今期これまでの練習でやった(得た)ものを忘れないようにす ることも極めて重要です。

 「メンデルスゾーン:詩篇第42番」+「ブラームス:ドイツ・レクイエム」という、 とても魅力的かつ意欲的なプログラムの今期演奏会も、ぜひ成功させたいと思います。
ご一緒に頑張りましょう! よろしくお願いします。
                                                                                        (T) H.S

湘南フィルハーモニー合唱団
公式サイト

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