<リーダー会通信#7>前半終了、仕上げの段階へ

  2月に練習を開始したブラームス期の練習も、はや半年が過ぎました。
まさに、光陰矢の如しです。そういえば、ブラームス期の第1回練習日は大雪コンサートのあった2月8日の1週間後の2月15日のはずでしたが、その日も記録的な大雪で中止になりましたね。練習総回数は、当初61回を予定していましたが、大雪の2月15日の他に8月16日もお盆休みとなったため、現時点では、59回の予定です。  

   キックオフの2月22日から9月27日までの練習回数を数えると31回です。サッカーでいえば、前半戦が終了したところです。後半戦は、12月にはクリスマスコンサート(クリコン)があり練習日程がタイトになります。そして、本番に向けての歌い込みと仕上げのフェーズですので、練習の密度も濃くなります。心をあらたに、緊張感をもって練習に臨みましょう。

 ゲスト出演を含めたクリコン全体のプログラムはクリコン委員会より別途お知らせしますが、合唱曲目は次のとおり決定しました。
  ①メンデルスゾーン:詩編第42番の1番と7番
  ②The Ground (by Ola Gjieilo )
  ③混声合唱によるクリスマス・メドレー"キャロルは流れる"、聖なる都

 

※  ②The Groundの作曲者オラ・イェイロ(Ola Gjieilo)は、1978年ノルウェーで生まれ、現在はアメリカ西海岸を拠点に、クラシックからジャズやポピュラー音楽まで幅広いジャンルで活躍しているピアニスト・作曲家です。
 The Groundは,彼が2008年に作曲した合唱と弦楽オーケストラのための「Sunrise Mass」 というミサ曲の終曲「Identity & The Ground」(通常のミサ曲の「Sanctus」「Agnus  Dei」に相当)をベースに,単独でも演奏できるように、ピアノ伴奏と弦楽四重奏(オプ  ション)版に編曲されたものです。歌詞(テクスト)は、「Sanctus」「Agnus Dei」のも  の(ラテン語)ですが一部省略されています。北欧をイメージする透明感溢れる、それで いて暖かい、素晴らしい曲です。動画サイトYou Tubeで簡単に視聴できますので、是非、 聴いてください。

 

  シューベルト期のリーダ会での反省として、「練習を振り返ってみると緊張感が欠けていた」「基本的な事を最後まで指摘された」「本番当日のパート練習でやっと間違いに気付いた人がいる」等が挙げられました。
 仕上げの段階で、基本的な事(音程、ドイツ語の"エ"の発音、小節間で同音が続く場合の処理、歌い始め・終わりの表情、等々)を何回も指摘されると、練習の効率が下がり、目指すべきレベル達成の妨げとなります。まずは、楽譜に記載されているコメントを読み返しましょう。不明点は周囲の人やパートリーダーなどに確認してください。そして、乱れた字は清書すると共に、音の強弱等は色鉛筆や定規などを活用して一目で分かるようにしましょう。
 悲しいことに楽譜にはっきり書いていても、先生に指摘されて、あらためて気付くことがあります。人間だから仕方ないとあきらめてしまえば進歩はありません。楽譜を徹底的に読み込み、練習の緊張度を高めて行きたいと思います。コンサートを終えてこんなはずではなかった、と後悔することのないように。

 詩編42は、鹿が干上がった川底に降りてでも水を求めるように、絶望の淵から神の恩寵を求める歌と言われています。今から三千年前に作られたと言われていますが、この詩の内容は、世界の各地で憎しみの連鎖が拡大する一方の現代も、そのまま通じるものがあると思います。ウクライナ、イラク、パレスチナ・・・・。今も戦いで多くの命が失われていますし、テロによる核爆発の危険は増す一方です。

 ベトナム戦争の頃ヒットした「Where have all the flowers gone?」というフォークソングがあります。ちょうど私が学生時代の頃で,ギターを弾きながら良く歌った大好きな歌です。この歌が,実は,チェルノブイリの原発事故,記憶に新しい悲惨な飛行機事故のあったウクライナの民謡を基にしていることを最近知りました。
 娘が花を摘んで若者にささげる。若者は兵士になり、やがて墓に帰ってくる。墓にはまた花が咲き、花を娘が摘む・・・。
 人間はどうして、グルグルと同じ過ちを繰り返すのでしょうか?一体、いつになったら人間は真実を学ぶのでしょうか?

 この瞬間も戦争の犠牲になっている人たちがいることに思いを寄せ、どうか平和な明日がくるようにと、祈りを込めて歌いたいと思います。音楽のすばらしい感動の共有は、憎しみの程度を小さくすることに必ず役に立つと信じて。  (B) FM

湘南フィルハーモニー合唱団
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