2015年2月アーカイブ

  年明け第1回目の練習は、ちょうど本番の3ヶ月前でした。湘フィルの練習時間としては珍しく朝日の降り注ぐ中で始まり、よく見ると皆さんの顔はしっかり上がり、意気込みが感じられるようなスタートでした。しかしそれも束の間、練習が進むにつれ状況は変わりました。この時期としてはもう仕上げに向け、曲作りに入っていく段階だと思います。
  つまり個人としては、曲の全体像を掴み、正しい音程で歌えていなければなりません。また少なくとも出だしや自分のパートが主旋律になる部分は、暗譜して臨める態勢になっていなければなりませんが、どうでしょう。先生から受けた注意は今までと同じ内容の繰り返しで、先に進むことはありませんでした。「各自がもっと歌う事への意識と責任を持て!」の言葉がぐさりと突き刺さってきました。「なぜ、いつも100%の力で、最良の音楽を歌おうとしないのか!」の言葉には悲しみの含まれた響きで伝わってきました。

先週チケットが配布されました。どなたに聴きに来て頂こうかしらと期待を持って受け取られたことと思います。その方々に私たちはお金を頂いて歌を届けようとしています。「譜面に向かってではなく、指揮者にでもない、お客様に向かって歌いなさい!その為にはどの音も自信を持って、しっかり顔を上げ歌わなければ!」先生の言葉が再びよみがえってきます。

先月のリーダー会通信をもう一度見てください。実は今回と同じ内容が反省として書かれていたことをご存知でしたか?新しい年に向け、皆さんの練習の成果に期待をし、みんなで感動できる曲作りが出来ることを願い、メッセージを送りました。しかしまた同じ事を書かざるを得ない状況になり、とても残念でなりません。

先生が「この曲は一生のうちでそう何回も歌えるものではない。自分がお客様気分で歌っていてはもったいない。」と言われていましたが、私には、「ドイツレクイエム」をもう一度歌う機会はあるのでしょうか。おそらくないのでは。この曲を<歌った>ではなく、ぜひ心に残る曲として<歌えた>に。そして、合唱の醍醐味や楽しさを味わえるように、もっともっと努力をしなければと改めて思いました。

  さて、これからの練習に向けどうしたらよいのか、リーダー会で再度話し合いをしました。練習時間の確保など具体的な取り組みも検討されていますが、まず、今回の反省を受け、皆さんと振り返りをしてみようと思いました。以下をご覧下さい。

       私は「何ができて、何ができていない?」

下に主な項目を挙げてみました。チェックしてもし該当する項目があれば、そこがご自身に必要な練習や心構えのポイント。まずはお一人お一人の気付きや再確認を。そしてそこをクリアするための努力こそが、これからの全体練習をステップアップさせていくものです。湘フィルのすばらしい「ドイツレクイエム」をお客様にお届けする為に、あと2ヶ月の練習を頑張っていきましょう。ではチェック!

□取れない音がある → その音に印を
□正確に発音できないドイツ語がある → その言葉に下線を
□単語の役割(名詞、動詞、前置詞など)が理解できているか
□言葉の意味が理解できているか
□音程が下がりやすい箇所を確認できているか
□他のパートが同じ音を歌う所を確認できているか
□dim.の歌い方で、響きを落とさないよう意識して歌っているか
□小節をまたいでタイで結ばれた音は、またいだ音にピークが来ることを常に意識して歌っているか → その音全部に印を
□カンニングブレスの必要なところは? → 自分はどこでブレスをしようとしているか
□自分のパートが主旋律になるところはどこか。それ以外は控えているか
□自分のパートが主旋律になるところは暗譜できているか
□フレーズを理解しているか
□伸ばす音の切り方が、中or外の確認ができているか
□音の向いている方向を考えて歌っているか
□歌い出しや指示された大事な部分は、常に指揮者を見るよう心掛けているか
□楽譜の持ち方に気を付けて歌っているか
□いつも顔は上がっていますか

                                                                                                                        (N.K)

湘南フィルハーモニー合唱団
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