2015年3月アーカイブ

あと半月で、いよいよ第24回演奏会のステージに立ちます。

 あの大雪コンサートのあった2月下旬から練習を開始し、ほぼ1年1ヶ月をかけて取り組んできましたが、振り返ってみると、同じ注意を何度も、本当に何度も受けました。ある瞬間出来たと思っても、時が経つと、出来ない。その繰り返しでした。

 例えば、WieやWasの歌い方です。下唇を噛んだ歯を離す瞬間に母音が発声されること、"V"を響かせるためには下唇を歯で噛んだ状態をある時間継続する必要があります。従って、何の準備もしないでいきなり歌うと必ず遅れます。歌う前に、下唇を歯で噛んだ状態にしておき、拍の前で"V"を十分響かせ、拍の頭で母音が発声できるようにする必要があります。理屈では分かっていても、確実に実践するとなると、本当に難しいなと思います。

 今更、私が言うまでもなく、一事が万事で、歌う前に準備するということは、全てに通じます。歌う前に次の歌いだしの音をどう出すのか、その音程、発音、強弱をはっきりイメージし、事前に準備しておく。さらには、フレーズの先を見て、どのように表現するのかも...。
 松村先生が、時々、冗談まじりに次のように指摘されました。
「指揮者が引っ張るのではなく、歌う人がこう演奏したいからこう歌うというのが理想的。そうしたら指揮も楽になる。」

 あと2週間ですが、楽譜を開いてあやふやな箇所がないかどうか再点検し、自信を持って歌える様、最善を尽くしましょう。

 まず、歌詞です。
歌詞が頭に入っていなければ、正しく歌うことも、気持ちも乗りません。
初心に戻り、全ての単語の日本語訳を再確認し、声に出して何回も読んでスラスラ言えるようにしましょう。また、練習の中で何回も注意を受けたドイツ語特有の発音方法を再点検しましょう。

 そして音程です。
歌えていると思っていても、間違って覚えている可能性があります。シューベルト期の反省として「本番直前の確認練習で,やっと間違いに区気付いた人がいる。」という指摘がありました。これは、CDを聞くだけでは分かりません。少しでも不安に思うフレーズはピアノを叩いて、一音一音確認しましょう。

 本番では冷静さを保つようにしましょう。
本番は大勢のお客様が前にいますし、伴奏もオーケストラですので必要以上に興奮します。その雰囲気に飲まれて歌い過ぎると息が浅くなり、音程が下がり、テンポが乱れ、楽譜の先読みを忘れ、大きなミスをする可能性もでてきます。
苦しくなる前に、早めにカンニングブレスをするように心がけましょう。

 前回のコンサートは、大雪という悪条件の中、オケも含め、欠席者は一人のみという素晴らしい参加率でした。まだまだ、寒さが続いていますし、花粉症も悩ましいですね。全員がステージに立てるよう、健康にはくれぐれも注意してください。(F.H)
                                                

 ここ数日、寒さも少し和らいだ感じで、確実に春が近づいていると思えます(花粉も飛び始めましたし...)。来週は3月になります。

 そして、いよいよ合宿です。下界(俗界?)から隔離された葉山の山中、湘南国際村での、合唱漬けの二日間...すばらしい!普段、なかなかできないことをやって、いろいろ確認して...と、夢と期待は膨らんでいきますが、少し冷静に考えてみましょう。

 今期の合宿は、まさに仕上げ・歌い込みの合宿です。前回の練習で「あと7回」のボードが出され、「えッ」と思われた方もみえるかと思いますが、合宿が終わると、2週(2回)の練習を経て、4月5日:合唱最終練習(半日練習)、4月9日・10日:オケ合わせ、4月11日:本番となだれ込んで行きます。
 この合宿で、私達の「ブラームス:ドイツ・レクイエム」及び「メンデルスゾーン:詩篇第42番」の完成形を仕上げ、歌い込まなければなりません。後の2週は、そのブラッシュ・アップ、微調整だと思います。
 ということは、合宿までに、基本形...仕上げにかかれる、もとの形・もの...が出来ていないといけない、ということになると思います。

 そういう思いで、ここ何回かの練習を振り返ったとき、愕然とさせられたのは、「正しく歌えていない」ということです。
 このところ、発声練習で、斎藤先生が曲のフレーズを使って各パートの歌い方のチェックをして下さっていますが、そのなかで、音(程)が違っているのをご指摘されたことが何回かありました。 
 また前回練習で松村先生からも、「何となく雰囲気で歌えているように感じているようだが、詳しく見てみると、あちこち、いい加減。アバウト!」と穏やかではあるが厳しいコメントをいただきました。

 正しい音(程)で歌うのは、基本的なこと・基本形ですので、それがまだ出来ていない、ということになります。
 それは、仕上げにかかるうえでは問題と考えます。基本が正しく出来ていないものを、いくら仕上げ、歌い込んでも、良いものにはならない、と思います。
音(程)に限らず、基本的な事について、一人一人が、合宿までにもう一度確認し直しましょう。それにより、合宿がより実り多いものになると思います。

 先月号のリーダー会通信で、メンバー一人一人が、自分の現状認識・改善を行うためのチェックリストを提示しましたが、チェックされましたでしょうか? 
何事によらず、自分で「実践する」ことがキーポイントになります。
合宿と、それに続く今期の最終段階、ご一緒に頑張りましょう! 
よろしくお願いします。                                       (文責:HS)     

 

 

 

湘南フィルハーモニー合唱団
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