言葉のある音楽

今週も子音や発音に関わる練習をたくさんしました。合唱は言葉のある音楽。一口に言葉といっても実に様々な要素があって、どれも大切な役割があることに気づかされます。日本語ではあまり意識しない語頭や語尾の子音、長母音や短母音の区別、句読点や切り返し、大事な言葉にニュアンスをもたせる歌い方等々、どこにも気を抜けるところはないくらいです。実は私は「エリヤ」を歌うのは4回目。ですが、今期の練習が始まってから、未だに子音の入れ方などが身についていないことをひしひしと感じています。全部子音をしっかり入れようとすると、全然間に合っていないし、腹筋がきつい。難しいですよね~とか言いながら、じゃあどうすればいいのか、きちんと取り組んでこなかったのだなぁと思います。ぼーっと歌ってるんじゃねえよ!と叱られそうです。なので、今期の技術的な獲得目標は、せめて語尾の子音を上手に捌けるようになること。何回歌っても飽きない名場面や名曲の数々を、とりあえず間抜けでない発音でクリアしたい。その上で、マエストロから繰り出される尽きない音楽の喜びを味わいたい・・などと思っております。

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