歌う体力を

いい曲だなぁと歌うたびに思う。ラインベルガーもドイツレクイエムも。みんなそう思っているのがよくわかる。でも、自分でそう思っているだけでは伝わらない。このところ繰り返し指摘されることだ。これだけ人数がいるのに、もっともっと支えないと失速する響き。フレーズ終わりのdimや 前に飛ばす子音、テンポを緩めずリズムを刻む、高い音の跳躍、伸ばしていく音の密度などなど。ホールサイズで実現しようとすると、本当にへとへとになる。先週もそうだったけれど、本番はゲネプロ含め2回歌うので、嬉しいけれど体力は厳しい。あと1ヵ月の歌い込みで、歌う体力を身に着けたいものだ。見通しが立っていると息は思いのほか続く。覚えることも大事な歌う体力なのだと思う。コロナ感染に気を付けることはもちろん、このところの天候不順で風邪などひかないことも大切。みんな元気で本番を迎えよう。

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