300人でつぶやこう

7月2日(土)ヴェルディ レクイェム 4・7・1番 磯子公会堂

 贅肉の削ぎ落とされたようなすっきりと清潔感のあるヴェルレクになりそうな予感がする。サンクトゥスではパート同士がよく合ってきて,インテンポの中で疾走し続ける感じが爽快だ。先生の「音を聴かないようにして聴く」という矛盾した表現が腑に落ちる。指揮に合わせることだけ意識していても,自然と他のパートの声が耳に入るようになってきた。オケが八分音符で刻み出すところで遅れないのが合唱団の能力とも言われた。絶対実現させよう。
 リベラ・メのフーガは四分音符4連続のリズムが重なるパートを2パートずつ練習した。するとピタッと合うのが耳でわかるようになり気持ちよかった。2度で当たるところも,ぶつかるパート同士で練習した。こうしてどんどん曲の響きが明瞭になっていった。
 それにしてもリベラ・メの男声パートに書いてあるpppppってどういうこと?何て読むのだろう。ピアニッシシシシモ?! 改めて楽譜を見ると,pからpppppまで何とピアノが多く出てくることか。対してフォルテはあの絶叫のディエス・イレでもフォルテ2つだけ。ディエス・イレがあまりにも目立つからその印象ばかり残ってしまうが,本当はpの音楽だったのだ。「オケと一緒に呼吸して300人でつぶやく」レクイェム。ぞくぞくするだろう。3DM

コメント