暗譜のこと

来週の日曜日は合唱祭に出演です。3番と45番を暗譜で歌うことになっています。というわけで、服部先生に来ていただいて、特別自主練習が行われました。顔を上げてしっかり歌っている方もたくさんいますが、なんとなく目が泳いでいるような歌になっているところもあり、もうひと息自分のものにしたいですね。実際ステージは120人乗ると狭いですから、楽譜は持たない方がいいですね。前の人の背中にカンニングペーパーを張るとか、そんな話も出ていました。

前回県の合唱祭に出たのはカルミナでしたね。あの時も一生懸命覚えて出てみたら、どの団も暗譜で乗るのが普通だった・・という経験をしました。私たちは宗教曲の大曲を譜もちで歌うのが通常のことになっていましたし、本番前の途中経過のような意識もあったのかもしれません。合唱祭に出演する団には、ここが年間の唯一のステージというところも多く、7分間の曲を仕上げてきているので、暗譜は当然のことなのですね。目標があるから暗譜する、というのはもちろんいいことですが、体に入るくらいに仕上がったものでなければ、ステージに乗せるのは恥ずかしいという気もします。楽譜をもっていようがいまいが、ちゃんと伝わってくる演奏ができればいいのですが、私たちの場合、どの程度歌いこんでいるかがほぼ完成度に比例するので、顔があげられない演奏ではちょっと危うい・・・あと一週間あるので、たった2曲、ドイツ語が分かっているかのように歌えるくらいまでチャレンジしてみませんか。かけた時間や努力は必ずあらわれるものですから、みんなで少しレベルが上がればすごいことですよね。”なんていい曲なんだ!10月はぜひトリフォニーで聞いてみたい♪”と思ってもらえたら、チケット売上げ倍増です~

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