音程すっきり、テンポきびきび

先日の合唱祭でたくさんの演奏を聴きました。人生の重みが歌に及ぼす共通の影響というものがありますね。ちょっとずつ音程が届かなくなり、びみょーにテンポに乗り遅れる。私たちの演奏にも、この特性が表れていたものと思われます。3番のコラールは全編皮3枚ほど低かったとか。うーむ、勢いのある曲よりも、穏やかな曲はごまかしがきかないので難しいですね。少人数のグループ練習ではわりとうまくいっていたので、もっともっと耳を使い筋肉を使うようにこころがけたいです。

15番は”光となりなさい”という大事なメッセージの曲。オーケストラの細かい動きに乗り遅れない、きびきびしたテンポへの集中力が求められます。遅れないでと思うと長母音がみな短く跳ねてしまったり、頭を使うことが多いですが、他のパートとタイミングを合わせるポイントをきちんと紡いでいくとやっぱり気持ちがいいですね。縦の組み合わせ、アンサンブルももっと楽しめたらいいなと思います。

今週の自主練習は、白井先生によるドイツ語講座の第二弾が行われました。第一回を欠席し、この日も遅れてしまった私ですが、e の母音の開き方の違いを3種類のハンドサインで表したり、東海道線と京浜東北線のたとえ話があったり、非常にわかりやすくこなれた内容で、全部ちゃんと聞いておきたかった~!と思いました。先週、今回の第二弾の予告が発表されたとき、後ろの皆さんが、まぁ!と華やいだ歓声をあげていらしたですからね、人気のほどがうかがえます。ご出身の津軽弁がドイツ語には有利だとかで、あまり口を開けないとそれらしく聞こえるというのも妙に納得してしまったり、楽しい時間でした。

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