ベートーヴェンの合唱幻想曲

あまり演奏される機会の少ないプログラム。オーケストラの他、ピアノのソリスト、6名の独唱者が必要で、編成が大きい割に合唱部分は短く、確かに”不経済”ではありますね。交響曲5番、6番の初演の時に一緒に初演されたそうで、はじめから付け合せの扱いだったようです。歌ってみると、服部先生のおっしゃるとおり、「ドミソとソシレとファラドしかないけど、なぜか勇気が湧いてくるのはやっぱりさすがベートーヴェン!」でした。こういう曲って案外ハードル高いのですよね。ちゃんとした音程でないと単純な和音が決まらないし、言葉が言えなかったりイントネーションが不自然だと、子どもが駄々をこねてるみたいになってしまうし。

その対策を服部先生語録で~①高い音は、両手が使えないときに頭にとまったハエを振り払う筋肉をひきあげる。 ②早口言葉は、子どもを叱りとばすときに何も言い訳を挟めないくらいみっちり言う。 ③同じ言葉を3回くりかえすときは、おこづかいちょうだい、おこづかいちょうだい、おこづかいちょうだい のように強くしていく。  その他もろもろご注意ありましたが、なんといっても、次の週までなにもしないでここにやってこないことが大事。非常に身に染みました。言葉が言えるだけで半分以上うまくいくので、ぜひ楽しく次の練習を迎えましょう♪

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