うるわしい住まい

“万軍の主よ、あなたの住まいはなんと麗しいことでしょう”と4番の歌詞は歌っているのですね。まだ修業の足りない私たちは、まじめで一生懸命であるにもかかわらず、いえ、だからこそといった方がいいのか、筋肉の使い方やら言葉のセンスやらが未熟なため、どうも素が出てしまうようで、長屋住まいのおばちゃん訛り聞こえてしまうようです。ちょっと頑張ればみなとみらいのマンションくらいにはなれるようなので、日常でないものを演じるためのもろもろのテクニックを駆使しなくてはなりませんね。イントネーションに合う音の高さや、微妙な隙間、語尾処理、長母音短母音などは、よっぽど意識していないと使いこなせません。How Beautiful!と歌うからにはそれなりのお住まいでないとね・・・。この日の練習はよほどおかしいことをやらかしていたらしく、マエストロがまねてみせる私たちの歌いっぷりは各所で笑いを誘っていました。今のところは丁寧に直してくださっていますが、同じことを2回目、3回目とやらないように、ココロして練習に励みましょう。

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