優雅にしなやかに

11月だというのに汗ばむような陽気。クリスマスまでにはもう少しそれらしい季節になるでしょうか。先週思い出しておいたエリヤ29番。いい曲なのですが、やっぱりテンポの乗り遅れ感が否めません。4拍子だけどゆったりとした2拍子の感覚。ふわっと流れるようなレガートでしかも遅れず、アンサンブルもきっちり、というのがわかっちゃいるのだけれどなかなかしっくりくるまでに時間がかかります。舞踏会の社交ダンス、優雅に軽やかに音楽に乗って踊っているけれど、ドレスの下のステップはかなりハードなのですよね。そういう感覚、ダンスはうまく踊れないけれどしなやかに歌えるようになりたいです。はじめはぎごちなかった私たちですが、声を出す前の息をゆったりと取ることなど、マエストロの細やかな手引きでだんだんにテンポに乗れるようになってきました。時々ふっとアカペラになるのがなんとも言えずいいですね。そのまま讃歌4番を歌ってみると、いつもよりすんなり流れる感じ。同じ4分の4の流れの曲なので、やっぱりたくさん練習すれば身についてくるということですね。来週歌うときも忘れないようにしたいです。

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