本番前の最後の練習。まだ体調が万全そうでないマエストロでしたが、練習が始まると、身を乗り出すような大きく力強く、そして熱い振りで私たちを音楽の世界に誘ってくださるのでした。今までやってきたことのひとつひとつが、曲のキャラクターや魅力にどれだけ密接に結びついているかが改めて明らかになっていくような時間。本番はオーケストラの力にも助けられて、きっと充実した演奏ができると思います。私たちも導かれ助けられるばかりでなく、自分の意志を持って最後まで歌い切りたいですね。
それにしても、通してみると本当に体力勝負。ぐぐ~っと求められればそれにびんびん応えて音量を出したい、いや、出しているつもりなのだがちっとも追いつかないのがもどかしい。顔だけでも頑張るしかない。たまたま暑い日でもあったのですが、練習室は熱気でドアの外より2,3度気温が高くなっていたのではと思われます。後は2回のオケ合わせを残すのみ。いい演奏をしたいです。
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