練習日誌 8月24日
今日は、松村先生と織田先生は、おかあさんコーラス全国大会(於 金沢)ご出演でお休み。服部先生のご指導、ピアノご担当は陣内先生で、「エリヤ」19番、20番の練習であった。いよいよ第一部の終わりのクライマックスである。
いつものように、とても丁寧に、詳細にご指導くださった。決めるべき和音の箇所、他パートと同じまたはオクターヴになっている箇所等々、わかっているけど、ついつい見落とす、あるいは出来ないところを、ピシピシとご指摘くださる。
しかし、今日、もっとも印象強かったのは、「聞こえない語尾はダメ!」のお言葉である。
実際、この「エリヤ」という曲は、かなり言葉(ドイツ語)で苦労する。今日の20番(過日練習した5番もそうだったが)は速いうえに言葉をいっぱい喋らねばならない、19番も速くはないのだけど、なかなかキチンとそれ(ドイツ語)らしく聞こえない…特に語尾(の子音)が立たない・飛ばないのである。
やっかいなのは、歌っている当人は、キチンと発音をしているつもりでいることで、いくら、当人がそのつもりでも、聞いてる方でそれとわからなければ、まさに「聞こえない語尾はダメ」と言わざるを得ない。
今期は、特にこの子音を立てることについて、厳格にご指導がなされている…「語尾の子音を何拍目で鳴らす」とか、「最後のmは口を閉じるだけでなく、はっきりとそこでmを発音すること」等々…それらがちゃんと身について、全員がそのとおり出来れば、確実に語尾(の子音)は聞こえると思われる。
この子音の話に限らず、何ごとにつけ、我々、ややもすると「自分はキチンとやっている!」と思って納得してしまいがちだけれど、要は、それが伝わっているか・聞こえているか、であり(判定するのは相手!)、その点を意識して、これからの合唱活動に取り組みたいものである。
「エリヤ」もとりあえず第一部の終わりまで来たけれど、これから第二部をやり、さらに歌い込みと、まだまだやること、やらねばならないことが一杯! 頑張りましょう!
by Sham
コメント
「自分ではちゃんとやっているつもりでも相手に伝わらない」ということは取りも直さず、やり方が甘い、足りないということでしょう。所詮、我々アマチュア(特に慎み深い日本人は?)表現力の発現という部分で決定的に力不足です。そりゃやり過ぎだよと先生から言われるくらいでちょうどいいのかもしれませんね。
「伸ばす場合、ラスト1拍の頭に母音を合わせた上で語尾の子音を入れ、しっかり強く言い切る」
が、どの曲でも基本原則になっている、…と理解しました。
理屈は簡単。「中切り」「外切り」よりもわかりやすい。
「中?外?どっち?」の混乱がなく、タイミングもはかりやすい。
…筈なのですが、しかーし!!
今日の練習でやってみると、「わっからーんっっ」の連続でした。
いや、理屈はわかるんです。
やってるつもりなんです。
でも「できているのか否か」がわかりませんっっ!!
指揮&周囲とピッタリ合ってるかどうかを確かめる練習ができてないからだ、と思いました。
…これは、1人で練習してもダメそうです。変なクセがついたらアウトかも(涙)
練習に来なくちゃ!!
来て、指揮を見て、みんなと合わせて、タイミングを身体で覚えなきゃ!
そう、思いました。
難しい!
でも、バッチリ合って子音が鳴ったら、どんなに素敵だろう?
想像すると、楽しい♪
できるようになりたいっっ!!