鈴木愼吾さんを囲む会

今日は前団長鈴木さんの長年のご尽力を労う会が藤沢で開かれました。鈴木さんでもなく団長でもなく、ファーストネームで親しまれている慎吾さん。44人もの団員が感謝の気持ちを伝えようと集まりました。歴代の団長もみな立派な方々でしたが、慎吾さんはその高い見識、豊かな知識、音楽への熱意、温かなお人柄で、団員だけでなくマエストロや指導者からの信頼も厚く、創立以来ずっと団の組織・運営を支えてこられました。
バスのメンバーOさんのほのぼのとした司会で、いろいろな思い出話や懐かしい出来事などが次から次へと披露され、話は尽きません。慎吾さんからも創立当時の興味深いエピソードや、雪の日の演奏会、ダイヤモンドコンサートの苦労話など伺うことができました。慎吾さんとともに細やかな心配りで団員をつないできた、頼れる縁の下の力持ちのソプラノKさんにも感謝の声が相次ぎました。
慎吾さんと言えば、夏のエアコン風除けルーフをはじめとする数々の工作には定評があり、facebookに連載される美しい写真と味のあるコメントにはファンが多く、プログラム等に書かれる品格ある文章は湘フィルの團伊玖磨か吉田秀和かという評判、といいつつおやじギャグもポンポン飛び出すチャーミングな一面もあり、多彩な魅力はどこからくるのかと生い立ちを聞きたがる団員もおりました。
あっという間に2時間は過ぎ、楽しい会はお開きとなりました。湘フィル創立から35年、団長として15年という歴史、振り返ればご苦労も多かったと思いますが、揺るがない確かな歩みが刻まれてきました。これからも新団長を支えながら、いつまでもお元気で歌い続けていただきたいと願っています。

コメント

  1. たわらまこと より:

    愼吾さん、長い間お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
    でもまだ肩の荷が下りてゆっくりというわけにはいきませんね。次なる大仕事 ”5年目のDiamond concert”が終えるまで私たちを導いて下さい。外見からは想像できない頑強な肉体をお持ちの愼吾さんのことゆえ、余計な心配は不要と思いますが、くれぐれもお体をお大切にお過ごしください。