20日は松村先生、織田先生、斎藤先生がお休みでしたので、服部先生とピアノは陣内先生での練習でした。久しぶりの登場の陣内先生、「ガンガン音取りをするつもりで来ましたが、もうアンサンブル練習をしているのでびっくりしました!」とおっしゃっていました。服部先生も、松村先生が初めて湘フィルの練習にいらしたときのことに触れ、「三つ組みのスーツを着て登場、100人と聞かされていたはずが20人余りだった団員を前に、今と同じように和音の説明をしてハーモニーを整えていく練習をしていた」「美しいものを創っていく人なんだと思った」と振り返っていました。今の湘フィルがあるのは松村先生や服部先生の支えがあってこそですが、30年あまりたって、やっとハーモニーを意識する練習ができるようになってきたということなのですね。それもまた感慨深いというかなんというか…。でも確かにこの「ドイツレクイエム」に入ってからの練習は、歌ったことのある人が多いというだけでない変化を感じます。このまま、レベルアップにつながるといいなと思います。カップリングの曲が何になるか、小曲でも美しいハーモニーを聴かせられるような曲にチャレンジできたらいいですね。
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