凛々しく端正に

めっきり寒くなりました。練習への出発が少し遅れて、家を出たら6時を告げるお寺の鐘が鳴っていました。“寺の鐘鳴り…”思い浮かんだのは除夜の鐘ではなくて、「聖なる都」。去年に続き、今年もクリスマスコンサートが開催できなくて残念です。1年の締めくくりをしみじみと感じる素敵な時間でした。早く復活できるといいですね。
さて練習は6番のフーガ。いよいよ佳境に入ってきました。子音の捌き、語尾のバランス、オケのビート感を感じたり、他パートとの掛け合いを合わせたり、1パートずつのていねいな練習を束ねていくと、そんなに高級な肉ばかり食べなくても大丈夫なような気がしてきました。でも、脳の指令が運動として伝わる時間がもったりと遅くなってくるのは、やっぱり肉だけじゃなくて筋トレが必要。脂っこいものを食べても発音は滑らかになりませんから、繰り返しの練習が必要、ということですね~。
87ページのアルトパートソロの始まりには、前回歌った時の書き込みや吹き出しがたくさんあります。軽く、力まず、野太くなく、芯は強く、響きをまとめる、りりしく、端正に、テンポ締めるetc どれもごもっともなのだけれど、目に入った途端かえって力んでしまいます💦どのパートにも巡ってくるカッコいいところなので、緊張しないでりりしく歌いたいですね♪よく響くホールなので歌いやすいのですが、回って聞こえてくる音に合わせていると、どうしても遅れてバラバラになってしまいます。だから暗譜が大事なのだけれど、楽譜の見方、指揮の見方が大事ということですよね。先が読めていて準備が遅れなければどんなに離れていても大丈夫。ミューザ川崎で「エリヤ」を歌いこなした私たちですから、がんばりましょう🎵

コメント

  1. Yuki より:

    「聖なる都」と聞いて、年内最後の練習でクリスマスコンサートで歌っている曲を取り上げられたらいいな~、と思いました。勝手なコメントを書いてすいません。