もうひと頑張り

3月19日(土)ブラームス ドイツレクイェム 6番フーガ・7番・1番 戸塚フォーラム
 
精緻な練習が続く。6番の終わりの方、Kraftでのばす所で、微調整という指示に本当に皆が微調整して音がはまっていく。1拍ごとの和音の変化が美しい。耳を澄まして聴いているうちにその変化が明瞭に聞こえるようになってきた。
 今日の一押しは「1個ずつの四分音符の中にたくさん要素がこもっているように」という表現。最近のキーワード、密度に対するとてもわかりやすい説明だった。カンタービレという言葉も印象に残った。歌を歌うように歌う!その他にもバランス良く、柔らかく、きれいに、と、今回は先生の美意識が感じられる表現が続いた。節度のある知的で上品な曲作り。まあ普段の地の私とはちょっと違う気もするが、歌う時だけはこうなりたいものだ。
 休み時間に最近ソプラノからアルトに移動した人と話した。この時期に本当にすごい。アルトの方がずっと難しいのに一から音とりしたなんて。会場でも楽譜から顔が上がっている人が増えたなあと実感した。私も頑張ろう!3DM

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