聴く楽しみ

1月21日(土)バッハ マタイ受難曲 1・68番 港南公会堂

 今日の席は前からテノール、ベース、アルトの順で中央に横長に並び、その両外側にソプラノが縦長に並ぶという配置。音取りと子音のタイミングにこだわった練習が始まる。
 自分が歌わない合唱群の練習を聴くのは貴重な経験だ。間違った声が混ざると不思議と全体の響きが弱まってしまう。全員の声が揃うと急によく聴こえるようになる。強くなる、というより明瞭に聴こえるようになる。声を張らない、頑張らない、という注意も今日聴いていて腑に落ちた。声を張らなくなると途端に美しく鳴り始め、逆によく聴こえるようになる。
 練習に従いどんどん4声の響きが合ってくる。美しい。私たちってこんなにきれいな声だったのね。……なんちゃって!でも子音はあまり聞こえてこない。あ、聞こえはじめた、と思ってもまた元に戻る。本当に子音のさばきは難しい。おなかに力を入れて子音を発音するのもタイミングを合わせるのも難しい。
 テノールの練習になる。単独だとわけがわからない節だ。ところがアルトと合わさるとたちまち必然性を帯び、美しい内声が響く。先生が1音も無駄な音がない、とおっしゃったのが実感できた。アルトが後ろから聴こえると豊かな声に守られている感じがする。
 1、2コーラス分かれた練習になり、注意深く聴く機会が増えたように思う。前回と今回では席の配置が違うので聴こえ方も違っておもしろかった。次はどんな並びかな。3DM

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