メトロノームよりも

4月15日(土)磯子公会堂 マタイ受難曲 58b 58d 60 61b 61d 62
練習前のヴォイトレの時間でも、音程やリズムの輪郭をはっきりするようにと毎回指摘されます。58b、dのように、つんのめるようなスピードで攻めていく台詞には必須の切れ味です。さて練習では、気合入りすぎなのかどんどん先に行ってしまうパートもあれば、跳躍に手こずったり回転数が落ちて遅くなってくるパートもあり、しかも同じパートの中でもスピード感が違ったり。これは体に良くないですね~。整体に行って背骨や腰をぱきぱきまっすぐに整えてもらいたい気分になります。指揮棒カチカチで合わせていたマエストロからも、”そろそろ覚えましょう、今期も暗譜ですよ”との発言が。あご突き出して言うくらいの勢いがあると、なんだかうまくいったりするので、やっぱり楽譜にかじりついているわけにはいかないですね。メトロノームに合わせているよりも、変幻自在のマエストロの動きや顔の表情を見ていた方が、ずっとずっと合わせられるしうまくなる。しかも面白い(失礼!)練習の進度もスピードアップしてきました。あと少しで音取り終了、集中していきましょう!
この日は服部先生のお誕生日、みんなでhappy Birthday を歌いました🎵

4月16日のCombinir di Corista さんのチャリティーコンサートを聴いてきました。団員がソロを務めるミニオラトリオのような曲もあって、個々の力量の凄さにも感服でしたが、なんといってもみんな耳のいい人たちなのですね、ハーモニーバランスが素晴らしかったです。神父様のお話も心に沁みて、満ち足りたしあわせな気持ちになりました。教会という場所の特別な空気、空間から降り注ぐものが確かにあるような気がします。RutterのThe Lord bless you を聴いて、湘フィルもクリスマスコンサートを再開したいなと思いました。

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