時差を縮める

6月10日(土)磯子公会堂 マタイ受難曲 30 32 36b 36d 
毎回のことですが、ホールの練習では座席の前と後方ではだいぶ時差があります。今回最前列でピアノと近かったので、この時差が結構気になりました。後ろでも一生懸命歌っているはずなのですが、歌い出しや動き出しを潔く入るのはなかなか勇気がいりますよね。聞いていると合わないのでやっぱり見て合わせるしかありません。「マタイ」でも暗譜、いや「マタイ」だからこそ暗譜しないと。他にも、分離するところ、スラーのニュアンス、messa di voce、語尾の子音、四分音符と八分音符の意識などなど、1,2小節の間にもちゃんとアンサンブルするための要素はたくさんあって、たっくさん神経を使います。なにせ二つ以上のことを同時にやるのは難しいですからね。単独パートで練習した後、女声どうしや内声どうしなど、少しずつ合わせていく練習、うまくいくと楽しいです。全部が最初の1回からうまくいくには、まだまだ大変。36bなどちょいと野蛮な物言いの曲になってくると、スピードも必要です。ほんのちょっとのメリスマなのに舌がもつれてうまく歌えないのがもどかしい。おなかがすいてきたせいにしておきました💦 次回はしっかり腹ごしらえをしてきましょう。というわけで、次回はもう明日ですね。練習日誌遅くなって申し訳ありませんでした。

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