テンション

10月9日(月)バッハ マタイ受難曲 44〜68・1〜10・19・20・27a・27b 神奈川公会堂

 カウントダウンボードの数字は1となった。今日は19〜21日のタイムテーブルも配られ、いよいよ本番に向けてテンションが上がってくるのを感じる。
 練習でもテンションの注意があった。60番ではwoのテンションが足りない、表情が足りない、68番では下降しながら弱くする所はテンションは逆に上げていく、など。
 でも、技術面でテンションが無駄に上がりすぎるのは要注意だ。62番は繰り返しのあと音が育ちすぎてしまい、1番はwohinがオーバーヒートしてしまい、重心が上がって音がうわずってしまい、27bでも音がうわずってしまう。
 テンションをコントロールするのは難しい。全員で音楽を作っているのだ、そのパート全員の力で美しい音色を出せばいいのだ、と自覚し、カンニングブレスなどで常に正しく歌えるコンディションを整えたい。テンションを上げてオペラティックに歌う一方、変に力まなくても楽譜通り、指揮通りにきちんと歌えば(それが難しいんだけど)自然に最高の音楽が作られるのだと思いたい。一流の指導陣に恵まれ、世界最高峰の曲を演奏するのだから。
 あっ、今回はマスクなしの顔が映ってしまうから、カンニングブレスの時の口元もちゃんと意識しないと。オペラグラスで見られているかもしれないし!3DM

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