酔っぱらいの歌

2024.2.25(土)神奈川公会堂 ハイドン「四季」30番
今期も始まりました、練習前のワンポイントレッスン「この指とまれ」通称「ゆびとま」。心得のある団員が自主練習を指導してくれます。今週は我らが子音王子による発音のレッスン。ひとつの単語の中でもどこからrの巻き舌を始めて語尾のtに落とすかをちゃんと分析しているのだそう。なんとなく繰り返しているのではなく、やっぱりできる人はやっている・・・
というわけで、30番酒盛りの歌は心を入れ替えた人たちが増えたのか、だんだんに早くしていってもみんなよく言えています。野っぱらで奏でるおんぼろ楽器も、ソプラノの方でそれらしい声が聞こえてきます。マエストロからは、練習前に飲み会でもやったらどうと提案が。う~む、それは巻き舌が滑らかになるかもしれないし、音外してもいいということだからと誘惑にちょいと心が傾くのだが、いやいや今そんなことしたらホントにろれつが回らなくなって大変なことになる。あれこれ考えているうちに宴会はさらに盛り上がり、ハイサッサホイサッサと調子よくなってます。こんな面白い歌を歌えるなんて楽しいです。
名曲なのにあまり演奏の機会がないということで、マエストロによるワークショップを開催することになりました。古典派やハイドンのことなど、いろいろ興味深いお話がたっぷり聴けそうで「四季」ますます楽しみですね!

コメント