和音の不思議

6月22日(土)ハイドン 四季 8・9・22番 保土ヶ谷公会堂

 縦線がきちんと合う重要性を今日も様々に感じた。9番では4パートだけでなく、伴奏も含めて合わせること、子音の入れ方もそれを意識していること、などを教わった。特にCからのフーガでばらばらに動くところや、Dあたりで4パート揃ったりずれが生じたりするところで縦線がぴたっと合う感覚が気持ち良かった。(気持ち悪いところもあった。)
 そして縦線が揃うと言えば和音。後半、詳しく和音の解説をしてくださる。根音と第3音と第5音。自分がどの音を歌っているかを意識することが大切だという。そして高めに歌うべきなのか、低めに歌うべきなのか。この話の後、和音がとても美しく聴こえるようになった。皆で意識するとこうも違うのだ。私も本来の音を正確に出せているかどうかも実は不安だが、それでも高めに出そうなどと耳をすまして意識した。
 一人一人の声は聴こえないが、確かに全体に作用している。13/100、15/100、2/100などもちろん歌い分けなどできず、そういう気持ちになるだけだが、確実にハーモニーの精度が上がっている。今日の練習は久々に和音の不思議に触れることができた。3DM

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