休みの過ごし方

2024年10月5日(土)ハイドン四季 2・6・8・9・36・38・41番 磯子公会堂

長かった暑い夏もようやく終わり、秋を迎えた。うちの大学生の娘も9月で夏休みを終え、10月から新学期。子どもも大人も、休暇は気づくとあっという間に過ぎてしまうものだ。休み中にダラダラしすぎると、夏休みの最終日にできていなかった宿題に青ざめることになる。もう一度元の生活リズムに戻すのも辛いものだ。

今回の練習で、休みの過ごし方も合唱での休符の間の過ごし方も、気をつけることは似ているなと思った。ずっと歌い続けているところに休符があると、落ち着いてブレスできるし、気持ちも身体も緩んでしまう。しかし、休符はただ休む時間ではない。休符は休み明けへの備えの時間である。

例えば前奏の間。オーケストラに聴き惚れるばかりでなく、次の出だしの子音をあらかじめ構える。次のフレーズを意識して休符を過ごせば、次はスムーズに歌えるというわけだ。また、8分休符の短い休符の連続する小節では、裏拍を意識しながら休む。無意識にテンポがだんだん速くなってしまうのを防ぐためだ。休符があっても、次に備えて身体のポジションは緩ませず維持しておくことが大切だ。

四季も3周さらったので少しペースダウンして、別の曲も練習することになった。気づいたら四季の本番が目前だった(!)と焦る、未来の自分の姿が見えるようだ。たまには音源を聴いて、忘れないように頑張ろう… (TWO)

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