半短3全全全半半

2024年12月7日(土)ヴェルディ アヴェマリア ハイドン 四季 28・30番 港南公会堂

 先週疲れていてうまくいかなかったから、ということで、アヴェマリアから始める。パート練習からのスタート。単独で歌うと手がかりがなくとても不安だ。でももう1パート入って手がかりができほっとする。そのうち4声が揃い、さらに歌いやすくなる。他パートとのオクターブや5度の音程がこれほどありがたいと思ったことはない。先生の「自分以外の音をどれだけ聴いているか」という言葉が身に染みる。
 この曲にも少しずつ慣れてきて、美しさを感じられるようになってきたのがとてもうれしい。出だしから9小節までや、33小節から42小節までのメロディは本当に美しい。光の量や角度によって無限に変わる色のような、会うたびに印象が変わる謎めいた人物のような、変化し続ける和声も少しだけ楽しめるようになってきた。
 けれども、あの音階、悪魔のだか天使のだか人間のだか知らないが、あの音階だけは今だにわけがわからない。まとまったメロディとして感じることができなく、次は半音上、次は短3度上、次は全音上、と1つ1つばらばらにしか認識できない。なぜか他パートを聴く余裕も、他の部分よりもなくなってしまう。要所要所の分かりやすい和音だけでもしっかり意識して音を出そうと思うのだが、それこそ13/100とか15/100どころではなく、この辺でいいのかな、みたいに歌っている。早く音階を美しく感じ、楽しめるようになりたいのだが、……年内には微妙かなあ。3DM

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