2025.2.22(土)ハイドン「四季」2,6(4b)、8(5b)、36(19b)、38(20b)、41(22)
翌日のヨコハマ・コーラルフェストの本番に近い並びを設定し、欠席もなく、熱の入った練習でした。熱が入りすぎて急いでしまうとところなど、落ち着いて指揮を見られるといいですね。暗譜も進んでだいぶ顔が上がるようになってきました。リーダー会からもお話がありましたが、暗譜は楽譜を見ないで歌うことが目標ではありません。楽譜を見なくても先のことが見通せていれば、次の準備もしっかりできて歌えます。顔が上がれば、マエストロがどう表現したいかを豊かに体現しているのが見渡せます。気持ちに余裕があれば周りの音も聞こえるし、いいことばかり。「四季」はオペラなので、狩りや酔っ払いばかりでなく、お伽話を聴く様子や、一気に花の咲く春を待つ様子やいろいろなことを演じるには、楽譜にかじりつきではなかなかできないですね。演じる要素が少し入るだけで、歌い手はぐっと楽しくなるし、聴いている方も俄然盛り上がるのは言うまでもないこと。暗譜はもっと豊かな表現に向かうための大事なツールになるのかなと思います。
さて、コーラルフェストはどんな演奏ができるのでしょう。舞台の立ち位置のシールを張る作業をしてから駆けつけてくださったマエストロ。ヨコハマ・コーラルフェストの実行委員長を20年務められて、今回が卒業になるという記念のステージです。ぜひ心に残るいい演奏をしたいですね。
Heavenly Blue
暗譜のこと

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