相性を良くする処方箋

2025年4月19日(土)ヴェルディ スターバトマーテル 戸塚フォーラム

今回の練習は笑いから始まった。というのも、いつも通りアヴェマリアの最初の音を出してくださったピアニスト、織田先生。だが、松村先生はスターバトマーテルから練習をスタートされたかったようで。いつも相性バッチリに見える織田先生と松村先生だが、珍しく気が合わなかったようだ。今回の出来事はともかくとして、基本的にお二人はこれまで長い時間ともに練習を積み重ねていらっしゃるので、相互理解が深まり、相性も良いのだと思う。

合唱も、それと似たところがある。アマチュアの合唱団では特に、長い期間をかけてひとつの楽曲と向き合って理解を深める。合唱の練習は、時間をかけて自分たちと楽曲の相性を良くしていく作業とも言えるだろう。

さて、今回の練習で松村先生から紹介された、ヴェルディの難曲と私たち歌い手の相性を良くする処方箋はこちら。文字にするとなんだかちょっと噓っぽいものもあるが、全部本当である。

1.わさび:どんどん音程が下がっていかないための刺激として

2.映画鑑賞:キリストの受難を扱った映画で曲の雰囲気を体感

3.自分の命を削る:高音を頑張るためにはやむを得ない(特にテナー)

4.リズム読み:家で一人でも頑張れるのはこれ

本番までにどこまで取り入れて、ヴェルディと相性を良くできるかなぁ。(TWO)

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