2025年8月17日(日) 神奈川公会堂 Verdi
お盆休みも今日まで。「明日から仕事に戻れるかなぁ」との声も聞こえてくる中、ダイヤモンド合唱団の練習は たゆまず、滞りなく進む。
今日は合唱コンクール県大会の日でもあり、先生方は何団体か振って(演奏して)からの練習(お疲れ様です)。 それでもお疲れも見せず、気迫溢れるご指導にダイヤモンド合唱団へかける想いが感じられる。
まずは発声練習代わりと ”Ave Maria” から。一通り歌ってピアノで答え合わせをしてもらったら案の定、しっかり 半音下がっている!先生から何度もご注意を受けたのは母音の”a”の発音。特に”a”から始まる単語は前からの流れで歌ってしまうと口が開ききらないうちに発音してしまうので下がってしまう。その都度開け直す意識が必要だ。
”Stabat mater“は音も取れて歌えるようになってきた。そこで早速、落とし穴。つい気持ちよくフレーズの最後の 拍を伸ばしすぎてしまったりする。先生曰く、オペラ歌手ならその人一人の責任で済むけれど、誰か一人でもきちっと止めるところをいい加減にすると合唱団全員のセンスが問われることになる。大人数だから細かいところをいい加減にしていい訳じゃない。この人数で歌うからこそ心しておかなければならないことと肝に銘じる。
”Te Deum“は一番込み入った32ページに突入。8声がそれぞれ複雑に絡み合っていくところ。必死で拍を数えていないと出遅れてしまうし、一度迷子になったら決して戻れない、恐怖のページ。とにかく自分のところを歌うことで精一杯だ。始めは隣から違うメロディが聞こえて来ただけで動揺していたが、何度もいろいろな組み合わせで練習していただいたおかげで、やっと他のパートとのやり取りが見えてきた。忘れないうちに復習しておこう。恐怖の沼にまた足をとられないように。Terra
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