ステキな「連載」が、先ほど200回で惜しくもいったん幕を閉じられました。今では練習日誌を時々担当させていただいている私も、「連載」が湘フィル見学に伺ったきっかけのひとつでした。これまで「連載」を企画・維持されてきた先輩方へ心より感謝を申し上げます。
そして9月13日の練習日誌を遅ればせながら掲載します。私事ですがちょっと旅に出ておりまして、旅先で原稿を書いたまではよかったのですが、アップするPCが手元にないという凡ミスで更新できていませんでした。申し訳ございません。そして以下、全然ためにならないくだらない内容で、重ねて申し訳ございません。
さてさて、勝手に始めた練習日誌妄想シリーズ企画、第1回は9月6日、教習所での聖歌四篇の練習でした。続く第2回は道場編です。はじまりはじまりー。
9月13日ミサ・ソレムニスの練習は、いつものホールではなくて剣道場で行われたようだ。長い長いクレドの終盤。湘フィルは全員、剣道着に身を包んで竹刀を構え、剣豪ベートーヴェンに勝負を挑んだ。だが今週は珍しく松村師範も疲労困憊、あえなく全員がベートーヴェンの前に敗れ去った…。
ベートーヴェンは楽聖と呼ぶのが定番だが、ここで剣豪と呼ぶには理由がある。
今週練習したクレドの箇所は「アーメン」の連呼。「アーメン」のうちの「メン」には絶妙にスフォルツァンドが多用されているのだ。「ァーメン」「ァーメーン」「ァーメーーン」・・・ほらほら、クレド道場の練習風景が見えてきた。ソプラノを先頭に、各パートが順番に剣豪ベートーヴェンに面打ちを仕掛けていく。そして最後は全員で束になって「メン」「メン」「ァーメーーン」の嵐のような連打を浴びせるのだ。それでも剣豪ベートーヴェンはびくともせず、「まだまだ!」「修行が足りない!」と言わんばかり。これからさらに高速の技に高めていかなくては。湘南フィルの修行はまだ始まったばかりであった・・・。(おしまい)
剣道の練習風景が浮かばない方は、「アーメン」「メン」「メン」と歌うたび、ご自身の好きな麺類を妄想し、爆食いしていただきたいです。そしてぜひこれからミサソレムニスの練習を辛い辛いと言わず、みんな笑顔で練習していきましょう!(Three)
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