2025年11月22日(土)ベートーヴェン ミサ・ソレムニス キリエ グローリア 戸塚フォーラム
久しぶりのキリエとグローリア。ついムキになって歌ってはすぐに疲れてしまう私たちに対し、音量粘ってとかリズムを厳しくとか押さずに響きに乗って歌うとかの注意があり、ちょっと冷静になる。歌い方の確認をしつつ、丁寧に復習していった。なるほど、と思ったのは二つ目の子音が下がらないように、という注意。確かに同音反復で下がってしまうのと同じように、二つ目の子音は下向きになるのだろう。
その二つ目の子音が難しいChristeの部分が私は大好きだが、今日は特にEが気に入った。女声は二分音符主体だが男声は四分音符で動き回る。中でもベースに魅力を感じた。下降、上昇の音階だけなのに美しい。途中からテノールと揃い、ソプラノと揃い、続いてアルト、テノールと同じ音形が出てきてまたベースに戻る。歌っていて、また聴いていて幸せな気分になった。
グローリアではSが良かった。もちろんPのpax hominibusなど4パート全ての旋律が美しいが、Sのソプラノのメロディもとてもいいと思う。小節線を跨いだタイが効果的でとてもロマンティックだ。けれどもその下で男声は複雑怪奇に動き回っている。特にテノールの超絶技巧ぶりはすさまじかった。今日は男声が動き回るのが印象に残った。それをよく聴きながら、そして苦労を感じながら歌いたい。(本当は苦労を感じさせないように歌ってもらいたい……。)3DM
動き回る男声


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