イメージトレーニング

10月19日(土)戸塚フォーラム ヴェルディ 聖歌四篇「Ave Maria」 ハイドン「四季」春

「Ave Maria」の残りの音取りをした。先週の辛い練習を踏まえて自分でも特訓した人が多かったのか、先週よりもしごかれなかった。今週の練習では特に、次の和音のイメージをまず自分の中で持って、次にそれを音にするというイメージトレーニングの大切さを感じた。それを教えられてからの「アーメン」の和音は、「救い」とまで言えないがちょっと明るい「兆し」くらいはあったかもしれない。紆余曲折はありながら、どうにか最初から最後まで曲を通すことができた。そして松村先生には「2週目の練習でこれなら希望は持てる」とまで言っていただけた。どうせお世辞半分だろう、とその場では笑いながら、内心「おぉ♫」と明るい気持ちになった団員たち。褒められるって大人になっても嬉しい。

それにしても「Ave Maria」はハイドンの倍くらい神経を使い、体力的にも疲れてしまう。だから先週より早い時間に辛い「Ave Maria」から解放され、四季に入れたのはありがたかった。続くハイドンの時間にも「ヴェルディで開き始めた耳をハイドンでも使うといいよ」と先生の教えは始まりかけたものの、それを受け止めて頑張る団員側の気力・体力に問題が…。

たとえ長時間「Ave Maria」を歌い続ける体力はなくても、せめて良い音源を聴いて和音のイメージトレーニングは継続したいものである。音源通り歌えるかは別として…。そして次の演奏会が成功するイメージをゆっくり作っていけたらと思う。(TWO)

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