2024.11.17(日)港南公会堂 ハイドン「四季」12番18番19番22番 ヴェルディ Ave Maria
また夏か?と思うような強い日射し、ようやく衣替えを済ませて、汗をかきながら練習に向かう。(これを書いている今日(19日)は冷たい冬の風。)季節感めちゃくちゃな中、「四季」の練習に取りかかる。せっかく慣れてきた子音の入れ方、Allegroでテンポが速くなるとちょっと遅れてしまう人もいるかな。揃っていないと、せっかくやっていても意味が無くなってしまうのが怖いところ。軽快にサクサク揃っていると気持ちいいので、サボらないようにしなくちゃ。
ハイドンを歌った後のヴェルディはどうなることか。ベースのちょいと押し下がり気味の発声を息を回す感じで整えると、あら不思議、倍音が立ち上って、歌っている方々がたちまち高貴な人々に見えてくる。ん~いい感じ!でも高貴だったのは1音だけで、下降してきたらグズグズになってしまったのが残念。ソプラノの出す倍音はアルトのオクターブ。自分が歌うとかき消されそうになるのだけれど、聴こえないだけで鳴っているのだから、一生懸命聴いてみた。四苦八苦していると、マエストロから“だいぶいい”とのお言葉。嬉しいの4割、ホントかな6割という感じだけれど、何か可能性は見えてきたのだろうか。もうちょっとがんばってみたいと思えてくる。湘フィルは褒めて育てる合唱団なのかもしれない。周りを聞くのも倍音が聴こえるのも、耳が開くということだから、うまくいくコツはきっとこの辺りにあるのですね。次も“だいぶいい”が出るように耳をすまそう。
さて、コロナ後も地道に活動を続けてきたベースのパート飲み会定例会が、ついに“懇親会”と銘打って全体規模に浮上。楽しいお誘いのプレゼンがありました。秋の酔っ払いの歌を心底楽しく歌うために、ぜひご参加ください。
by Heavenly Blue
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