ゆっくりは怖い

2024年12月15日(日)ハイドン 四季 30番 神奈川公会堂

 ゆっくりのテンポで練習する大切さ、怖さをつくづく感じた。先生が人のを聴いているとよくわかるでしょ、と言われたが、まさにいろんな気づきがあった。
 1番感じたのが、拍の前に出す子音の入りがばらばらなことだ。かなり前から出す人、ちょうどいい(と思われる)人、ほぼ拍ぴったりに出す人、など様々。単純ミスもあったかもしれないが、その人その人のリズム感の違いが、ゆっくりの練習で浮き彫りになった感じもした。
 けれども、リズム読みと歌を次第にテンポを上げながら繰り返していくと、少しずつ揃ってくる。言葉が揃うと不思議なことに音程も揃うのも今日の発見だった。リズム読みの時にピアノで伴奏を弾いてくださるのがとてもありがたい。細かい拍もわかるし、飽きずに楽しくできる。先生は、せっかくゆっくりやってるんだから、と次の音に続くようにとか、発音の細かい所とかを注意される。いつもいい加減に発音している所もアルファベットを全てきちんと発音する感じで丁寧に読むと気持ち良い。そして、テンポを上げた時、舌が滑らかに動いていることに気がついた。La-sstとLasstの混在も今日徹底して直し、きちんとLasstで揃った。またうっかりLa-sstになるかもしれないが、きっと本番までにはぴったり揃うだろうと希望が持てた。
 今日の頻出ワードは顔上げて、かな。私も頑張って顔を上げようと思い、意外と行けるかも、といい気になっていたらけっこう間違えてしまった。今日は飲まずに反省しよう。……(やっぱりちょっとは飲もう。)3DM

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