2025年11月29日(土)オルフ カルミナ・ブラーナ 18・20・10・9・8・7・5 ヴェルディ 聖歌四篇 マリア讃歌 戸塚フォーラム
カルミナの面白さを今日もさまざま体感した。2拍子と3拍子の組み合わせが面白いのは18番、9番、7番など。今何拍目かわからなくなり、思わず飛び出す事故もけっこうあった。移り変わる所も唐突な感じがして面白い。移り変わった先の音を止めて合わせる練習を丁寧にやり、3度目くらいで合ってくると、柔らかく豊かに鳴り出した。
しかし、何と言っても一番面白いのは言葉だ。我らが子音王子の講座で中高ドイツ語とかラテン語とか学んだが、とにかく意味のある言葉というよりオノマトペ、さらにいうなら単なる鳴き声や物音みたいに聞こえる。今日もnietとかveniとかをひきつったように連呼したり、meus amicusなどを3拍子と2拍子で繰り返したりするのが、面白さを通り越して奇妙に聞こえてしまった。頻繁に韻を踏むのも含めて言葉遊びみたいな曲だ、と思う。
女声だけのマリア讃歌も大いに言葉を意識させられた。アクセントにこだわった練習で、先生はイタリア人のおしゃべりの真似をしたり、言い方に注意、と言いながら手のひらを回してイタリア語のイントネーションを表現したりしてくださった。言葉を楽しむためには、やはりリズム読みの練習ですかね。3DM
言葉


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