シューベルトの Credo から最後までと、ベートーヴェン、ブラームスまで。歌い切る体力もつけなくてはと、毎回の練習で思います。楽譜に書いてある通りの強弱の表情を実現するには、今思っているよりもずっとスタートを早く、息の流れも速くしなくてはなりません。昇天したり、埋葬したり、人となったり、マエストロが全身をフルに使って、オーバーアクションで振ってくださってやっと・・・では、とても間に合わないのですね。 ffz から pp まで、髪振り乱すマエストロを目の当たりにしていると、ベートーヴェンのミサを歌っているような錯覚に陥ります。うまく体を使ってちゃんと支えてうたわないと、ぜーぜーするばかりでコントロールがききません。体力つけるのも必要だけれど、無駄な体力を使わないことも大事ですね。(マエストロ、長生きしたいとおっしゃっていましたし)
全曲ゲネプロで歌った後、本番の喉が残っているかが心配なこの頃。私事ですが、夏に声が出なくなって以降、なんとか回復はしたのですが、練習前半歌うと後半は喉がもたなくなってしまう状態が続いています。省エネで、かついい響きを実現するには、みんなが揃えるのが一番。ひとりで頑張ろうとせず、ぜひその路線で行きたい
と切に願っております。
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