先週は県の合唱祭のお手伝いで遅刻してしまいました。同じく合唱祭から駆けつけたマエストロも後半からのご指導。テンポよく快活にぐいぐいと団員を惹きこんでいく感じがあって、充実の4番でした。ブラームスの音楽は重厚なイメージがあるけれど、後期ロマン派の真っただ中なので相当ロマンチック、というのはうなずけます。間奏の間は休んでいるのでなく、次の気分を高める。演歌歌手はこういうところの心の持ちようがうまいのだそうでやっぱり準備が大切です。合唱祭でたくさんの団体の演奏を聴いていると、伝わってくるのはやはり歌おうという気持ちが前に出ているところですね。もちろんきれいに歌いたいですが、音だけきれいでも、流れていなかったり前へ出てこないと空気が動かない。120人もいるので、それなりの音の厚みと温度が伝わるようにしたいですね。
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