朗々と、正確に

よく耳にするメロディーでなんとなく歌えそうな曲。これをきちんと正確に歌うのはなかなか大変です。NABUCCOはざ~っと通してみると、リズムはぬるぬる、テンポはぐずぐず、朗々と伸びすぎてしまったかと思うと、休符で刻むところは妙にせこせこ急いでしまったり。しかもわんわんしてピアノと時差のあるホールでの練習。手綱を絞るマエストロはさぞかし骨が折れたことでしょう。リズムを正確にと意識すると声がぼそぼそに途切れてしまい、滑らかに歌おうとすると次の音符に乗り遅れ、休符に合いの手を入れていないとどんどん先へ行ってしまう。10分も休憩すると半分以上忘れていて同じことの繰り返し。10月30日には人前で歌うのですから、練習したことの歩留まりを上げないと間に合わないですね。練習はあと3回ありますが、何とか精度をあげたいです。あのミサソレを歌いこなした合唱団ですから、集中すれば大丈夫きっとうまくいきます。
THE GROUND もなんとなくぐずぐずしがち。穏やかな広がりのある曲ですが、まずインテンポできっちり合わないと気持ち悪いし説得力がないですね。ピアノに惑わされずきちんと意識して歌えばできるので、こちらもまず骨格をしっかりさせておきたいです。どちらもとてもいい曲なので、上手に歌って入団したいと思う人を増やしましょう♪
STABAT MATER もさわりをひと節歌ってみました。テノールの出だしは歌心満載で素敵。ベートーヴェンとはまた全然違う展開がとても楽しみです。

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