3月26日
今日は松村先生はお休みで、服部先生ご指導での練習。スターバト・マーテル第7曲「Virgo virginum praeclara」の音取りであった。
いつものように、ユーモアを交えながら、とても丁寧に、各パート別に、あるいは全パートで、と多面的に音の確認をしていただいたが、単に音の確認だけではなく、曲想や歌詞のイントネーション、ニュアンスに則した歌い方のポイントをも教えていただき、またスターバト・マーテルの練習が1ステップ進んだ感じである。
後、残っているのは第4曲(女声合唱メイン)と第6曲(男声合唱)だが、其々、自主練習である程度あたっているので、割と順調に全曲の音取りが終えられるのでは?、と思う。
さて、今日一番印象に残ったのは「最後まで諦めない心」という言葉である。
練習を始める前に、服部先生はご子息が参加されているW高校野球部の、この春の選抜高校野球大会初戦のお話をして下さった(応援に行かれたそうである。)
[私もTVで見ていたが、同校はリードされたまま、9回2アウトの土壇場まで追いつめられたが粘って同点に追いつき、延長戦で逆転勝利、初戦突破した。ご子息は2番手ピッチャーで登板、本塁打1本の被弾は有ったが、担当分はキッチリ投げきった。]
服部先生のお話によると、9回はもうダメかと思ったけれど、必死に粘って同点に追いつけたし、ご子息にしても、一時は故障で速い球が投げられなくなり、もう野球を止めようとまで言ったけど、いろいろ努力してピッチャーが務まるようになり(ちなみに彼は背番号1である!)、ほんとうに「最後まで諦めない心」が大切だな、と思われたとの事である。
奇しくも練習直前に、大相撲の新横綱・稀勢の里の奇跡の逆転優勝のニュースが飛び込み、「最後まで諦めない心」の大切さを実感させる練習日となった。
by Sham
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