演奏会お疲れさまでした!心に沁みる演奏会でした。オケ合わせではじたばたしましたが、心残りのないようにと精いっぱいの演奏ができて、ほっとしています。ホールにいけば、オーケストラはビロードのように柔らかく上質の音色、ソリストの声も伸びやかに響き、心が高鳴ります。合唱も同じ呼吸で一つの音楽を奏でたい。マエストロの繊細で端正、そして熱く力強い指揮が会場を大きく包み込み、本番が一番落ち着いて歌うことができました。アンコールVerleihはまぶたまで涙が盛り上がってきましたが、かろうじてこらえました。メンデルスゾーン、心憎い、本当にいい曲ですね。私たちはこの曲で平成を送り出す。この奇跡のような偶然、たくさんの出会い、本当に感謝です。湘南フィルにマエストロがいらしたのが平成元年、平成の30年の月日をマエストロと過ごすことができたのはなんとしあわせなことでしょう。演奏が終わり、舞台の上でオーケストラメンバーが笑顔で握手を交わすのをみて、わたしたちもつい、周りの人たちとお疲れさま~と握手してしまいました。本当にさわやかな気分でした。
打ち上げでのコンミスのお話によると、とにかく速い!とびっくりした譜面をマエストロが各セクション全部拡大コピーして製本したあったとのこと。おかげでどんなテンポでもついていくしかないと。私たちも“最近楽譜が小さくて見えない”とか言ってる場合ではないのです。どうすればいいか自分で考えて手を打つのは楽しいことですよね。
真剣だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳ばかり。次は「エリヤ」、言い訳しないでじっくりたっぷり堪能しましょう。
演奏会を支えてくださったたくさんの方々に心から感謝いたします。ありがとうございました。
コメント
本番の余韻に浸りつつも、早くも今週末はエリヤ練習開始と気付き、楽譜を開く。
何の書き込みもない新版の楽譜。
はて?この歌詞、どういう意味だっけ?
あー、綺麗に忘れてるなぁ。
対訳と解説を求めて昔のエリヤ資料を探したところ、前回エリヤのパンフ発見。
すると、天使たちの女声合唱メンバーの中に、今回のソリストの先生のお名前が!!
今回の讃歌のみならず、前回のエリヤもご出演なさっていたのですね!
知らなかったー!!
なんか、嬉しいです。
よし!エリヤも
「客席に伝わる音楽を自ら作る」
「言われてできるなら1回目からする!様子見の探り歌いはナシ!」
で頑張るぞー。