7月22日(土)バッハ マタイ受難曲 68・27a・27b・29・1番 神奈川公会堂
68番で今日も出ましたアーティキュレーション。今まで何度も出てきて雰囲気で解釈をしていたが、今日気になって調べてみた。リズムや発音をはっきりさせたり演奏に変化をつけたりして様々な表現をすることで、具体的にはスタカート、スラーなども入るらしい。だいたい思っていた意味と近いかな。全く専門用語をしれっと使うから油断も隙もない。それともこんなの合唱やる人の常識なのだろうか。危ない危ない、湘フィル入団に音楽用語テストがあったら落とされるところだった。
終曲が終わってさあ1番だと思ったら、何と27のaとb。そんな殺生な!27bは4拍子と3拍子の譜割りを書き込み、なるほどと納得したが、頭で納得するのとそれを実際に歌うのは全然違うと思い知らされた。指揮に必死について行って疲れたが、1番疲れたのは先生だろう。1と2それぞれのコーラスの方をガバッ、ガバッと振り向きながら全身全霊で振っていて、そのエネルギーには本当に敬服する。
疲れを癒す暇もなくまたまた難曲の29番。でも以前に比べたらずいぶんリズムに乗って歌えるようになったと思う。何しろ2、3小節くらいは集中力が持つようになったらしいから!楽天家の私は本番はきっとうまくいく、と思っている。そして最後に1番。今日は大曲3曲すべて歌えてとても幸せだった。3DM
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