6月5日(土) 明治公民館
「2小節ごとに線を引いて、それを1 単位として4拍子で歌ってごらん」とマエストロ。
するとすると、なんと歌詞dies irae, dies illa・・・の言葉のリズム、イントネーションが、実に自然に、小学校の時習った4拍子の「強・弱・中強・弱」のリズムに合致するではないか!
それだけではない、その後のテノールのdies iraeの歌いだしが小節の頭からすんなり始められる!・・同じことは、以前(ドヴォルザーク・レクイエムの時?)にも言われた気がするが、まさに「目からウロコ!」、ちょっとしたことで、こんなにも見やすく、歌いやすくなる。
マエストロのご指導は、今日も充実しており惹きつけられる。もうひとつ、「う~ん!」と納得させられたのは、「オケに乗っかる、オケの力を利用する。」というお話。 例えば、
「ベース、solvet のs は小節線の前に出して、母音o のタイミングを、オケの1拍目と合わせること、すると、オケの音を自分たちの音にできる、これは声にしかできないこと。」等々・・・。
それにしても、このところの皆の進境ぶりはどうしたことだろう! まだ音とりが始まったばかり、というのに、これまでの新曲のように、どこかおどおどした、自信なさげな歌い方ではなく、何か、自信というか確信を持って声を出しているではないか! 前回のヴェルディ・レクイエム演奏会(2001年5月6日)の残党(生き残り?)50名余りを含め、約半分のメンバーが歌ったことがある、ということが効いているのかもしれないが、何か、今回のルクス・エテルナ/カルミナ・ブラーナ演奏会を経験したことで自然とレベル・アップした、進歩したのではないかと思う(やや贔屓目(耳?)あるいは手前味噌かな?)。
先日、練習を見学に来てくれた、我が旧友にして、毎回の湘フィル演奏会を聴いてくれているN氏(残念ながら通うのが大変、ということで入団は断念された・・・逃がした魚は大きい!)も、感想として言っていたが、「最初からこんなレベルの練習ができるのは凄い!次回の演奏会が楽しみ。」とのこと。
みなさん、自惚れちゃいけないでしょうけど、自信を持って、真摯に取り組んでいきましょうね。よろしくお願いしま~す。
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