「泣きどころ」

6月19日(土)

今日は久しぶりに服部先生のご指導での練習。いつものように、とても実際的な、ツボを押さえたご指導と、興味津津のエピソードをご披露して下さる。

「暫く来れてなかったけど、皆、素晴らしい勢いで先に進んでるそうだから、チョッと聴かせて」と、Rex tremendae のおさらいからスタート、歌い進んでLacrimosa に。 オペラの大家ヴェルディの傑作に相応しく、このレクイエムは素敵な旋律に満ちているけど、なかでもLacrimosa とAgnus Dei のテーマは最も惹きつけられる。 合唱は男声のユニゾンでこのLacrimosa を歌うが、自ずと気持ちがこもる。

先生曰く「ここの言葉の途中に付けられている、不自然なアクセントは、泣きながら歌う、泣きが入ると良いと言われている。」・・・そう、まさに「泣きどころ」なのだ! 本番、もしかしたら感極って、本当に泣いてしまうのじゃないかなぁ・・・?  Lacrimosa (涙の日)を泣きながら歌う、そんな演奏が出来たら素晴らしいと思う。

後半の練習で、Sanctus に入った・・・二重合唱で、このレクイエムでの一つの「山場」というか、通常の(従来的な?)意味での「泣きどころ」・「難所」である。ともかく二群の合唱がキチンとかみ合わなければならない・・・全員、第一コーラス、第二コーラスどちらでも歌えるように取り組むこととし、まず全員で第一コーラスをマスターする(今日と来週で?)。多分、キチンとカウントすることが一つのキーになるのではなかろうか?

この山を超えると、まだその先に「最後の大山」 Libera me が控えているけど、皆で集中してクリアしていきたい。

皆さん、がんばりましょうね!

 

 

 

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