祈り

2週間ぶりの練習再開。計画停電の影響で夜間の練習会場の確保が困難になり、新たに電子ピアノを購入し茅ヶ崎教会をお借りしての練習になった。冒頭のレクィエムを1回通した後全員で黙祷。長い静寂が流れる。今このとき、レクィエムを演奏するめぐり合わせが私たちに与えられていた。演奏会だけでなく、毎回の練習の中で心を込めて歌うことを通して、特定の宗教的な言葉を持たなくても祈りを捧げることができる・・・言葉にならない言葉を選んで語られるマエストロの目には光るものがあった。

2曲目以降、テデウムも含めて全曲を通す。集中した空気のなかで、曲に込められた様々なものが浮かび上がりしみこんでいくような気がした。演奏として稚拙な部分は多くても、歌が祈りになっていたと思う。本番まで3ヶ月余り。より質の高い演奏で深い祈りを表現できるよう、今日の気持ちを忘れることなく練習を続けていきたい。今こうして歌えること、さまざまなことに感謝して。

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