マエストロ率いるcombinir di corista は、合唱コンクール全国大会の後、青森市内の教会や仙台市若林区の小学校を訪れて復興支援のチャリティコンサートを行ったとのこと。今年は全国一位三連覇達成でそれだけでもどれほど大変かと思うのに、並行してチャリティーコンサートの曲を仕上げていくのは並大抵のことではない。それを敢えて計画し実行する強い思いには・・・震災後練習会場を使えなくなってしまった湘南フィルが茅ヶ崎の教会をお借りしてやっと練習を再開したときの長く深い祈り、言葉を失ってしまったかのようなマエストロの姿が重なる。日常が戻るにつれうすれていってしまう記憶は情けないほどだが、忘れないようにしなくてはと思う。
信じられないほどの広大な土地が、全て何もない土台だけの更地になっている光景。瓦礫の山は片付けられたけれど、「復興」には程遠い現実。そんな中で子どもたちはとても健気で明るくふるまっていたそうだ。一緒に歌ったという「Believe」 I believe in future 信じてる~に胸が詰まる。被害の少なかった私たちができることをもう一度考えてみたいと思った。
クリコンの練習は、月星(松竹だの熊さん牛さんだのいろいろ言われています)に分かれて。お休みしないようにと連絡がまわり、先週よりは充実した音がするようになった。責任の増えている分、しっかり覚えて顔を上げて歌えるといいですね。好きな歌を一生懸命歌えることのありがたさを忘れないようにかみしめて、美しく歌おう。
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