耳を使う

今期初の試み、少人数練習が始まりました。少人数といっても母体が160人ですから、女声1/4、男声1/2ずつでも約50名。穏やかなコラールの一節に30分を費やします。同じ音を出しているはずなのに実はかなりバラバラ。ひとりひとりが一生懸命歌っているのに、それだけでは決して寄り添ってこない。さてどうするかといえば・・・”耳を使う”。

入ってくる音が聞こえているつもりでも、意識して聞こうとしないと耳を使ったことにはならないのですね。隣のひと、パートの中の声、ほかの三つのパートの声、鳴っている倍音、歌いながらどれだけ聞いているだろう。合唱なのに、自分の声しか聞いていなくはなかったか・・。それでも、みんなが少し意識するだけで変わってくるのがわかります。音を合わせ、合わせたところから笛を吹くように息を送ると、力まなくてもちゃんと音量が出る。心がけを変えればいろいろな可能性が開けそうな気がしてきました。居残り練習でしたが、聞いていたギャラリーから拍手も起こったりして、希望がふくらみました。忘れないように!

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