7月7日
今日はマエストロは、お母さんコーラスコンクール関東大会に行かれてお休み。服部先生のご指導で「聖パウロ」20番、22番の練習であった。いずれも第一部の終結部分の大曲である。
始めてすぐの先生のコメント(趣旨下記)がズシリと胸に響く。
「今期の練習も、もう後半の半ば過ぎ。どの曲も、どうも一回目からキチンと決められない感がある。これからは、音程だ、なんだかんだのソルフェージュ的なことよりも、音楽を磨く、練る、ことが重要になる。そのためにも、一回目からキチンと歌えるよう、自分で準備して練習に臨もう。」
そうなのだ、今期全63週中、残りはもう15週! 本番はまだ先、というイメージがあるけれど、今月末の合宿が終われば、12週で本番。 あっという間に来てしまうと思う。 まさに残りは僅か!
そして、「一回目から」というお話は、今に始まったことではなく、このところ(ここ数年?)、マエストロからも言われている。 私達、決して「出来ない」のではなく、やり直せば(二回目では)「出来る」のである…つまり頭(身体?)には入っている…ならば、最初からそれを出さねば!
要は、記憶の深層に入っているものを、いかに早く表層にもってこれるか、いかに早く、キチンと、引き出しを開けられるか、ということかと思うが、私達個人個人の意識と努力で、実現できる、と信じたい。
先日の県の合唱祭での演奏を聴いてくれた友人からは、「本番までに、きっと『数で勝負』ではなく、もっと洗練されるものと思います。期待しています。」とのメッセージ(エール?)をいただいた。ほんとうに自分達の「聖パウロ」を、良いものに、納得でき、誇れるものにしたい。
あと15週! 心は熱く、頭は冷静に、努力を積み重ねて行こう。
Sham
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